2020年トラックアジア選手権大会in韓国 2日目レポート

2020アジアトラック自転車競技選手権・男子ケイリンで脇本雄太が金メダル獲得!新田祐大は3位銅メダル。河端朋之は7位!

日本は絶対に金メダルを獲らなくてはならなかったメダルを脇本雄太が手にしました。
そして新田祐大が3位とオリンピックポイントを大量に獲得できました。
河端朋之は7位と1-6位決勝には進めませんでしたがしっかりと7位をキープしました。
東京オリンピック出場に向けて一歩前進となりました。

男子ケイリンを振り返りましょう。
河端朋之、新田祐大、脇本雄太は1回戦を軽々とクリアし…と書くと語弊がありますね。各国は日本をかなり警戒して色々な作戦を立ててきました。日本を後方に置いて、弱い選手を大きく先行させて中団から追い込み日本を不発にさせる。もしくは日本をマークにするなどです。
ペーサー離脱までに位置取りでかなり動き、自分たちに良い位置取りをするために動いたのですが、日本の選手たちはこれを一蹴し1着でした。

そして準決勝。新田と河端が同じくヒートとなり、マレーシアも2選手も同じヒートになりました。このマレーシアが曲者で、ケイリンで世界チャンピオンになったこともあるアワン・アジズルハスニが入っていました。案の定、新田はこれを警戒してか、早めに動いて先行し、前に出たのですが、河端はマレーシアに位置を取られ、後方となって追い込めず4着となってしまいました。このヒートを勝ち上がったのは新田とマレーシアの2選手となりました。
脇本のヒートは何をされても動じず楽々1着で1-6位決勝進出となりました。

迎えた1-6位決勝は日本は脇本、新田、アジズルハスニを含めたマレーシア2選手、タイ、台湾というメンバー。
ペーサーから新田、タイ、アジズルハスニ、脇本、マレーシア、台湾で周回。
ペーサー退避の残り3周でマレーシアが動いて、先頭にでて、その後ろに新田となり脇本は5番手。残り2周でアジズルハスニが前に上がり、これに続いて脇本も上昇。新田は内に詰まる形で後方に下がると脇本が残り1周半で先行しその後ろにアジズルハスニ、台湾が入りました。脇本は先行逃げ切り、新田は4番手から捲って出たがアジズルハスニまで届かず3位となりました。

脇本が大会2連続優勝
河端朋之は7位

先行にこだわった脇本が大会2連続優勝となりました。そして意外なことに新田がこの大会この種目で初めてのメダル獲得になったようです。
いずれにせよ日本がメダルを獲得したことでオリンピックポイントを積み重ねることが男子ケイリン種目での東京オリンピック出場枠獲得には大きく近づいたことは間違いないでしょう。

この後は女子ケイリン、男子、女子のスプリントが始まります。メダルに期待しましょう!

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