他を圧倒するパワーでガールズグランプリ2023を優勝したのは佐藤水菜選手でした。
先行する尾方真生選手の3番手から一気に捲ってゴール線を1着で通過した佐藤選手は
「正直、怖気づいてしまう部分もあったんですけど、たくさんの声援に勇気をもらって、しっかり力強いレースができました。ガールズグランプリは自分の力だけでは勝てる舞台ではないので、すごく嬉しいし、ファンの皆さんに感謝を伝えたいですね。レースは、私はここにいていいのかしらと思うくらいいい位置が取れました。尾方さんは積極的に行くんだろうなと思っていましたし、焦っていい位置を失わないように、後ろを牽制しながら、最大のポイントを攻められたと思いました。
レクサスは、そろそろ車を変えたいなと思っていたので、新しい車が決まりました(笑)。オリンピックに向けて、まだまだ世界のトップとの差があって、スプリントでは自分より若い選手が10秒2を出しているので、そこに早くコンマ1秒でも縮められるように、パリ五輪の前の大会でケイリンで金メダルを獲れるように、そこに向けてしっかりトレーニングしていきたいです。そして、パリ五輪で金メダルを獲って、胸を張ってガールズケイリンに戻ってきたいです」