レースは尾方真生、奥井迪、児玉碧衣、石井寛子、柳原真緒、山原さくら、佐藤水菜で周回。打鐘で山原が上昇開始し、3番´手に山原がはまる。尾方は前を取ったまま先行。最終2コーナーから奥井が捲ってでると、後方から児玉がバンク中段を佐藤に合わせて踏み込む。その空いた内側を柳原が踏み込むとその外側にいた石井が児玉を押し上げ児玉が落車、それに乗り上げた佐藤も落車となった。最終4コーナーでは内側から外側に車を出した柳原が伸びて1着。優勝となった。
優勝した柳原のコメント
「青は好きなので気持ちも入りました。たぶん児玉(碧衣)さんが仕掛けるだろうと思っていたので、先に山原さんが動いた時は冷静に見れました。佐藤(水菜)さんが行ったその外はいけないと思っていたので、内も開いていたし、自分はそっちかなって瞬時に判断できました。
落ち着いて走れました。
師匠(市田佳寿浩)に『勝ったと思ったら負けるぞ』って言われたので、最後まで必死に踏みました。正直、このメンバーで勝てると思ってなかったけど、自分のやるべきことをやらないと勝てないと思っていたので冷静ではありました。師匠の目の前で勝てるなんて、まさかこういう舞台で表彰式に出れると思ってなかたし、自分は師匠とは一緒のレースを走ることはできないので、こうやって恩返しができてよかったです。(母も見に来ていて)小さい頃から好きなことをさせてもらってきたので、やっと恩返しができたかなと思います。今年はでき過ぎかなとも思いますけど、これも師匠や家族、特に師匠には46時中ずっと練習もみてもらって、周りに支えられてここまできたと思います。正直、まだまだ女王って言ってもらえるようなレースも脚もないんですけど、来年1年間かけて女王の名が相応しくなりたいです」
ガールズグランプリ2022も終了しいよいよ残るのはKEIRINグランプリ2022ですね。
平塚競輪場でお会いしましょう!