第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント優勝は新田祐大選手でした。そしてグランドスラム達成です!

第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGI優勝は新田祐大選手でした。

渾身の踏み込みがゴールに届きましたね。

そして、この優勝で6大GIすべてのタイトルを獲得。グランドスラムを達成という競輪史上4人目の偉業を成しました。

今後の更なる新田選手の活躍が期待されます。

新田選手の共同記者会見のコメント

「皆が次々に来るかと思ったら意外に誰も来なくて、僕が3番手はまって、古性君と車間も切れたので、あとはタイミングを見てと思っていたら、ちょうど見えてないところで吉田君に来られて、内につまる原因になりました。

1周内につまって、バックもすごいことになって、誰かが接触してたりしてたぶんあれが(小松崎)大地さんだったと思うんですけど、大地さんはずっと『新田が獲れるように走ってくれ』そういう風に期待してついてくれていたので、もう最後は一か八か何も考えず踏み込みました。守澤のスピードよかったし、グランドスラムは難しいなって思ってました。審議にあがっていたので昨年のことも頭から払拭できなくて、また来年というのと今年は難しい年になったなとその時は感じてました。確定放送を聞いた時はもう客観的に考えていてゾワっとした感触がありました。北日本の若手の新山(響平)や小原(佑太)、同級生の守澤、長澤(剛)和田(圭)らもいて、皆に気を使ってもらってレースに集中できる環境を作ってもらって、先輩たちにもいいコンディションを作ってもらって、レースに本当に集中できる環境を作ってもらったのは、この優勝は1人では成し遂げられたものではないと思いました。あまり僕は思い出は語らないんですけど、初めてここでGI初決勝に乗って、山崎芳仁さんが優勝、岡部芳幸が2位に貢献して、ある意味思い出の地で優勝できたことは感慨深いですね。

オリンピックをきっかけにナショナルチームがいい環境になって、メダルを獲る国になった環境づくりをしてくれた皆さんやスタッフにも感謝したいですし、それとジュニアの育成にも力を入れられる環境になってきたのかなと思いますし、お世話になったお礼に僕に何かできないかなと思ってジュニアの育成にたずさわるきっかけになりました。憧れられる競輪選手でいられるように結果をきちんと残していきたいと思いました。12月に手術をする予定でしたけど、いいことがあったので、それを早めるかどうかこれから相談して決めたいと思います」

第31回寬仁親王牌ゴール
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