●優勝の高木真備
「梅川さんスタート取ったのは意外でしたけど、冷静に対処できました。行けるところがあれば仕掛けるつもりでしたけど、4コーナーでちょうど仕掛けた時にちょうど番手に入れたので、追い込みにまわりました。そして、落ち着いて4コーナーまで脚をためて、4コーナーからいこうと思いました。声援もすごくよく聞こえましたね。無観客の時があったから、今、声援のありがたさがわかります。これからも積極的に仕掛けて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」
●優勝の中本匠栄
「まだ実感がないのが正直なところです。これからゆっくり感じていければいいなと思います。3年前、ここで頸椎の5番目を骨折して、ここに来るまではケガのこともあり苦手なイメージはありました。正直、苦手な意識は強かったんですけど、こうして共同通信社杯を走る機会があって、走ろうと思いました。この喜びはまず家族に伝えたいです。それから倉岡(慎太郎)さん、大窪(輝之)さん、練習グループやお世話になっている人はいっぱいいるので、少しずつでも恩返しができればいいなと思います。今回は、正直、自力では苦しいなと思っていたんですけど、九州の後輩に助けられたシリーズでしたね。しっかり脚力を戻して、ヒデ(山田英明)さんに前を任せてもらえるように頑張りたいです」